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パーシャルリフレクター（部分反射ミラー）

パーシャルリフレクターはレーザーキャビティ内またはレーザの外側でビームを分割するために使用されます。
前者の場合、コーティングは垂直入射用に使用され、後者の場合、コーティングは通常45°入射で使用されます。
非法線入射で使用する場合、S、P、または R (絞り優先（AV） と同じ) の偏光も考慮する必要があります。
最も一般的なビームスプリッターコーティングは、ビームを 2 つの等しい出力ビームに分割するための 50% です。
ビームスプリッターを指定する際には偏光を考慮する必要があります。
そうしないと、反射ビームと透過ビームが正しいパワーを発揮しません。
ULO Optics社にはS 偏光と P 偏光の両方の 50% を反射する、50：50 の場合にこの問題を解消する特別な「偏光不感」（polarization insensitive）コーティングがあります。
入射した円偏光放射は2 つの円偏光ビームに均等に分割されます。

偏光無依存ビームスプリッター

ビームスプリッターは1本のビームを異なるパワーの2本のビームに分割することができます。
最も一般的なパワー分割は入射角45°で50：50ですが、他の比率も可能です。
ビームスプリッターを指定する際には偏光を考慮する必要があります。
そうしないと、反射ビームと透過ビームが正しいパワーになりません。

ULO Optics社では50:50の場合、S偏光とP偏光の両方を50％反射する特殊な「偏光不感」コーティングにより、この問題を解決しています。
入射した円偏光放射は2つの円偏光ビームに等しく分割されます。
コーティング層の1つにゲルマニウムを使用しているため、コーティングは視覚的に不透明であり、ビームスプリッターを可視光線の分割に使用することはできません。
コーティングの吸収率が比較的高いため、熱レンズ効果を避けるために、入射強度レベルは500W/cm2を超えないようにする必要があります。

スプリット比	50:50 ±1%
入射角	45°

※その他の反射率や入射角も可能です。

パーシャルリフレクター（平面、曲率付き）

ULO Optics社の平面及び曲率付きパーシャルリフレクターはCO2レーザーキャビティの出力カプラーとして使用されます。
ULO Optics社の多くのパーシャルリフレクターは1%から99.6%の間の通常入射で使用する反射率値で利用可能です。
また、ビームを45°に分割して使用する偏光用パーシャルリフレクタもご用意しています。（ビームスプリッタの項を参照）

特徴

• 様々な反射率値を利用可能
• フラットまたはカーブしたパーシャルリフレクターが利用可能
• お客様のキャビティに対応したOEM品

曲率付きパーシャルリフレクター

ビームコンバイナー

ULO Optics社のビームコンバイナーは低出力の可視赤色レーザーを高出力の赤外ビームの光路に結合し、下流の光学系にセットアップすることを可能にします。
高出力CO2ビームを伝送し、照準レーザーを45度反射させ、2つのビームをオーバーラップさせることができます。
標準部品は10.6µm / 633 nm または 670 nm用があります。
その他の波長の組み合わせも可能ですが、長波長を反射し短波長を透過させる「逆ビームコンバイナー」はできませんのでご注意ください。
ミラーを追加した通常のビームコンバイナーを使用することで、後者をシミュレートすることは可能です。

ビームコンバイナーは、赤色ダイオードレーザーを搭載したCO2mpactユニットC-BIを供給します。

反射率	633nm または 670nm・入射角45°で > 99%
透過率	10.6µm > 99%

トータルリフレクター

ULO Optics社は高出力および低出力レーザー用に特別に設計された様々な構成のシリコンおよび銅ミラーと位相リターダを製造しています。

• ミラー
• フェイズリターダ（Phase Retarders）

標準的なレンズ、ウィンドウ、ミラーの寸法公差は以下の通りです。

直径	ほとんどの直径で +0/-0.1 mm、1.5 インチ レンズで +0/-0.05 mm
中心厚	±0.1mm
エッジ厚	ほとんどのレンズは 0.03 mm 以内、一部のレンズは 0.05 mm 以内
焦点距離	+/-0.5% ※一部の長焦点シングレットスキャンレンズは高度なメニスカス形状であるため、 1～2% になることがあります。
表面形状	直径38 mmのテストエリアにおいて、目に見えるフリンジは通常1個以下
表面粗さ	20Årms以内

カスタム光学系ではより厳しい公差が可能です。
例えば、ウィンドウの達成可能な平面度は厚み（剛性）に依存することがあるなど、非常に厳しい場合には相互に関連することがあります。

シリコン＆銅ミラー

ULO Optics社は様々な直径と厚さのシリコンミラーと銅ミラーを提供しています。
シリコンミラーは耐久性に優れ、Supermaxコーティングと組み合わせることにより、99.85%以上の反射率を実現します。
銅ミラーは高出力レーザーに最適で、同じ反射率を保証するためにスーパーマックスコーティングが施されています。
銅ミラーの別のバージョンは金でコーティングされており、99% の反射率で十分な場合、より経済的な代替品を提供します。
これらは金コーティングの下にニッケルの層があるため、一般に「NiCu」タイプのミラーと呼ばれます。

• 金 (銅ミラー上) または Supermaxコーティング
• 銅ミラーの空冷および水冷バージョン

位相差ミラー

直線偏光のビームを円偏光に変換するために使用されるULO Optic社の位相差板は、主に金属切断システムで使用され、すべての切断方向で安定した切断品質を保証します。

ULO Optics社はシリコンと銅の両方の位相差板を製造しています。
シリコンフェーズリターダーは、λ/8とλ/4タイプ（45°と90°のリタデーション）があります。
銅フェーズリターダーの位相差はλ/4タイプのみです。
シリコンフェーズリターダーよりも高いレーザー損傷閾値を持っています。

特徴

• 90度±3度（ご要望により1度未満も可能）位相差特性
• 代表的な反射率 > 98.5％
• 最大直径5インチまでの基板が使用可能
• ULO Optics社のミラーブロックに搭載可能

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