精密光学素子 Crytur

crytur
Crytur社(チェコ)は高度な専門知識と研究開発における緊密な協力のもとに構築されたニッチアプリケーションと顧客特有のプロジェクトに重点を置いて、合成クリスタルの製造と加工を行う世界有数企業の一社です。
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精密光学素子

Crytur社では光学結晶からの高精度光学素子、セラミックや金属などの高精度製品を製造しています。
ご希望の材質や製品形状に応じて下記の内容をご提供できます。

  • 硬質および頑丈な材質の取扱
  • サイズまたは形状公差0.01-0.001mmまでの精密機械加工
  • レーザー品質の光学表面仕上げ
  • 光学素子表面へのAR/HRコーティング
  • 拡散接合、接着、ろう付けによる高精度での部品の接合


精密機械加工を施した単結晶光学素子

精密光学素子 単結晶光学素子 Crytur

主な特徴

大半の精密光学素子製品は、お客様独自の設計に基づき、お客様と共同で開発しています。
通常、これらの製品は材質、方向、サイズ、形状、表面品質等がそれぞれ異なり、大手メーカーのオンラインショップやカタログでは入手できません。

精密光学素子は様々な用途でお使いいただけます。

  • 高出力レーザーシステム(窓、ミラー)
  • 光学素子、レーザー診断(窓、ミラー、ライトガイド)
  • 実験および産業用途での屈折率測定(プリズム)
  • 分析装置(セル、プリズム)
  • 時計産業(レンズ)



通常、下記の用途においては非光学製品も光学精度と研磨が必要となります。

  • 精密科学実験(開口、冷却器、プローブホルダ等)
  • 電子顕微鏡



Crytur社では様々な光学材料を取り揃えております。
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レーザーロッド

レーザーロッド(ネオジム添加)

レーザーロッド(ネオジム添加) Crytur

▼Nd:YAG

Crytur社ではチョクラルスキー成長法を用いてネオジムYAG結晶を育成しています。
結晶成長中に適用する特別な保護環境と成長後の焼鈍により、持続性に優れた結晶効率を実現します。生産ラインには結晶成長、機械加工、コーティング技術を網羅しています。

標準的なNd:YAGレーザーロッドの製造は以下の通りです。

  • ネオジウム添加物濃度0.05~1.3% Nd/Y濃度
  • ロッド径2~12 mm
  • 最大ロッド長160 mm
  • バレル表面微細、研磨、溝付き
  • 垂直または楔形
  • DINおよびMIL規格に準拠した研磨
  • 幅広い反射防止、部分または高反射コーティング
  • ARコーティング(10 nsパルス時でR0.2 %および損傷閾値15 J/cm2以上)


添加および不添加のセグメントから構成された複合レーザーロッドもございます。
この複合ロッドは特に軸方向ダイオード励起共振器と併用することで熱レンズ特性やその他熱応力による効果を弱めるのに役立ちます。

▼Nd:YAP

Crytur社のNd:YAPレーザーロッドの標準生産には、Nd/Y の 0.25%から1.1 %までのNdドーパント濃度が含まれます。Nd:YAPレーザーロッドはCWでは0.7 at % Nd/Y、パルスレーザーでは0.9 at % Nd/Yが一般的で、いずれも「b」軸で使用されます。

1079nmでのNd:YAPの閾値とスロープ効率は、1064nmでのNd:YAGの閾値とスロープ効率に匹敵します。「b」軸に沿ってカットされたロッドは大半の用途に適しています。

直線偏光であること、熱複屈折がないこと、波長1.3umを容易に発生できることなどが主な利点です。
Nd:YAGの1319nm発光波長と比較して、Nd:YAPの1340nm発光波長は水や体液中での吸収率が高いです。偏光出力ビームを考慮すると、Nd:YAPは電気光学セルまたは高調波発生器を備えたレーザーで有利に利用できます。

Nd:YAPから放出される1079nm の波長は、α カット KTP 結晶でタイプ II 非臨界位相整合を実現できます。この場合、ビームウォークオフの影響が排除され、角度位相整合と比較して変換効率が向上します。

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レーザーロッド(エルビウム添加)

レーザーロッド エルビウム添加 Crytur

▼Er:YAG

高濃度のEr3+イオン添加Er:YAG結晶は、通常2936nmでレーザー光をあてるために使用されます。この波長の主な特長は、水やヒドロキシアパタイトにおける高吸収力です。
このため、Er:YAG結晶は歯科手術や美顔整形手術用レーザーの製造に最適です。

低添加Er:YAGレーザー結晶は、1,5ミクロンの半導体レーザーダイオードでのインバンドポンピングによる、1645nmでの目に安全な放射線の生成に使われます。この構造の利点は量子欠損が少ないため熱負荷が低いことです。
▼Er:YAP

酸化イットリウム・アルミニウムYAlO3 (YAP) は、その複屈折とYAGに似た熱特性と機械特性により、エルビウムイオンを対象とした適切なレーザーホストです。通常、高濃度のEr3+イオン添加Er:YAP結晶は、2,73umでのレーザーに使用されます。

低添加Er:YAGレーザー結晶は、1,5ミクロンの半導体レーザーダイオードでのインバンドポンピングによる、166ミクロンでの目に安全な放射線の生成に使われます。
この構造の利点は、量子欠損が少ないため熱負荷が低いことです。

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レーザーロッド(ツリウム添加)

レーザーロッド ツリウム添加 Crytur

▼Tm:YAG

Tm:YAGは2013nmでの動作波長により泌尿器学、レーザーレーダー、大気観測用途で使われます。最大786nmの吸収帯は、半導体ダイオードによるポンピングに適しています。
Tm:YAGは蛍光寿命が長いため、高エネルギーQスイッチ操作に便利です。

近傍Tmイオンとの効率的な交差緩和により、吸収されたひとつのポンプ光子に対し、上位レーザーレベルで2つの励起光子を生成します。これにより高い量子効率を発揮して熱負荷を低減します。
▼Tm:YAP

ツリウム添加結晶は発光波長約2ミクロンで固定レーザー光源用の材質として適切な機能を備えています。3H4と3F4レベルの間には自己消光機構があり、吸収されたひとつのポンプ光子に対し、上位レーザーレベルで2つの励起光子を生成します。これにより高い量子効率を発揮します。

酸化イットリウム・アルミニウムYAlO3 (YAP) は、その複屈折とYAGに似た熱特性と機械特性により、ツリウムを対象とした適切なレーザーホストです。
YAPのツリウム発光断面積はYAGの2倍で、793nmでの吸収ピークはInGaAsダイオード励起に適しています。

Tm:YAPの4nm幅の吸収ピークはTm:YAGと比較して広いため、ポンプダイオードの波長変動に対して優れた公差を有しています。
Tm:YAPは1870nmから2030nmまで調整可能で、最大1985nmです。

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レーザーロッド(イッテルビウム添加)

レーザーロッド イッテルビウム添加 Crytur

▼Yb:YAG

Yb3+イオンは量子欠損が少なく、Qスイッチレーザーのエネルギー蓄積に重要な上位レーザーレベルの長寿命と準3準位系を備えています。広いYb3+ 発光帯は、サブピコ秒パルスの生成に有効です。

Yb:YAG結晶はそのエネルギー保存寿命、940 nmでの広い吸収帯、少ない量子欠損により、高エネルギーダイオード励起レーザーに最適です。
▼Yb:LuAG

Yb:LuAGは非常に有望な Ybドープレーザー材料です。
LuAGの光学特性と機械特性はYAG結晶に極めて似ています。

Yb3+イオンと置換Lu3+格子イオンの原子量とイオンのサイズが似ているため、ドーピング濃度のLuAG格子振動モードへの影響は少なく、この材質の熱伝導性に大きな影響を与えずに高濃度Yb:LuAGレーザー結晶を取得できます。

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レーザーロッド(ホルミウム添加)

レーザーロッド ホルミウム添加 Crytur

▼Ho:YAG

Ho(ホルミウム)添加イットリウムアルミニウムガーネットHo:YAGは、2.1um領域で動作する波長可変超短パルスレーザーの有望な材料です。
1907nmをピークとする広い吸収帯を持つため、Tm(ツリウム)ベースのファイバーレーザーやレーザーダイオードとの共振励起が有利に行えます。
Ho:YAGは量子欠陥が少ないため熱負荷が小さく、優れた熱機械特性とともに高出力へのスケーリングの可能性を持っています。
▼Ho:YAP

Ho添加イットリウムアルミニウムペロブスカイト(Ho:YAlO3)、Ho:YAPは、2.1um領域で動作する可変パルスレーザーおよび超短パルス生成レーザー用の有望な材料です。
偏光出力ビームを考慮すると、Ho:YAP は電気光学セルまたは高調波発生器を備えたレーザーで利用できます。

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