4 Quick E ナノ秒 高速ゲートICDDカメラ Stanford Computer Optics

4 Quick E ナノ秒 高速ゲートICCDカメラ

  • 最小1.2ナノ秒のゲート時間を実現する高速シャッターシステム
  • ダイナミックレンジ拡張システムにより最大32ビットのダイナミックレンジを実現
  • 高解像度CCD 1360 x 1024ピクセル(オプション)
  • 標準解像度CCD 780 x 580ピクセル(標準)
  • 最も高い多重露光繰り返しレート
  • USB 3.0リモートコントロール
  • 蛍光体とCCDセンサー間のf/0.8カップリングレンズによる歪みのないイメージングを実現
  • シングルフォトン検出
  • 分光感度:紫外から近赤外まで(フォトカソードのタイプに依存)

 

超高速ゲートICCDカメラを製造するStanford Computer Opitcs社は、長年にわたる世界トップクラスの高速ゲートインテンシファイドCCD(ICCD)カメラの開発と進歩に基づいた、4 Quik E ICCDカメラシリーズの開発により、高速、ピコ秒時間分解分光法とイメージングの新しい基準を確立しました。

4 Quik E ICCDカメラシリーズは、CCDセンサーとゲートイメージインテンシファイアの技術を集めたシリーズです。
高速な撮影レートとシングルフォトンまでの超高感度の優れた組み合わせを実現しています。
高QE(量子効率)イメージインテンシファイア、最大3.3MHzのフォトカソードゲート時間(バースト)により、卓越した検出性能が得られます。

超低ジッター、低挿入遅延のゲーティング技術とナノ秒スケールの光ゲーティングにより、最小100ピコ秒の優れたタイミング精度を提供し、4 Quik E ICCDカメラシリーズの包括的なトリガーオプションと入出力インターフェースを通じて、複雑な実験の超精密同期を可能にします。

 

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特徴

・ゲート時間:最小1.2ナノ秒
・高解像度画像
・優れた画質
・高い露光繰り返しレート
・シングルフォトン検出
・分光感度:UVからNIRまで
・軽量かつコンパクトな設計


アプリケーション

放電非線形
分光法アプリケーション
プラズマ弾丸伝播
ビームダイナミクス測定
反射オキシメトリ

 

仕様

  

パラメータ 高解像度(HR) 標準解像度(SR)
内部露光時間 1.2ns – 80s; min. steps 100ps
外部露光時間 1.2ns … DC
トリガー伝搬遅延 internal gate pulse: 60-65ns
external gate pulse: 30-35ns
ジッター <20ps
光シャッター繰り返し率 standard: 100kHz (continuous), 3.3MHz (burst mode)
optional: 2MHz (continuous), 3.3MHz (burst mode)
ダイナミックレンジ
A / D
14bit, up to 21bit with 4 Spec E image and data acquisition software with all lines
integrated (binned), dynamic expansion active
システム感度 more than 1count/photoelectron pixel, up to 80s integration time on CCD
カメラデジタル出力 standard USB 3.0
optional: GigE
CCD出力 standard: 12bit
optional: 14bit
standard: 12bit
optional: 14bit
CCD解像度 1360 x 1024 pixel 782 x 582 pixel
CCD画像サイズ 4.7×4.7μm 8.3×8.3μm
ビニング 1×1 (full frame) Mode:
1360 x 1024 pixel
2×2 (binning) Mode:
680 x 512 pixel
ROI Mode (region of interest)*:
456 x 342 pixel

*ROI : central 1/3rd

1×1 (full frame) Mode:
780 x 580 pixel
2×2 (binning) Mode:
390 x 290 pixel
ROI Mode (region of interest)*:
260 x 190 pixel

*ROI : central 1/3rd

フレームレート
(1×1 / 2×2 / ROI)
10.6 / 17.4 / 20.4fps 29.4 / 54.1 / 66.9fps
ゲイン 1×1 and ROI Mode: 0..20db
2×2 binning Mode: 0..25db
スキャンモード field/frame, selectable through computer RS232 interface
光インタフェース standard: C-mount
optional: F-mount
結合レンズ customized coupling lensbetween image intensifier -> CCD sensor for best image quality (MTF cut off @ 180 lp/mm) without any honeycomb structures, distortion or optical vignetting
イメージ
インテンシファイア
タイプ
standard: single stage
optional: dual stage
イメージ
インテンシファイア
18mm diameter
入力画像領域 φ18mm: 14.4 x 10.8mm (field of view)
フォトカソード standard: high QE UV
optional: high QE blue, high QE red
分光感度 UV – NIR, depending on the photocathode (not all in one)
蛍光スクリーン standard: P43
optional: P46 on request (for 500ns fast double framing)
カメラ寸法 248 x 110 x 135 mm, (l x w x h), without objective lens
カメラ重量 3kg, all in one head, without objective lens
カメラマウント 1/4″ x 20 and M8 mounting hole at the bottom of the camera
電源 12V±3%

 

4 Spec E  ソフトウェア

4 Spec 3.0ソフトウェアスイートは、カメラ制御、ライブモニター、画像エディター、分光分析の4つの機能モジュールを備えたオールインワンソリューションです。
ICCDカメラの操作、データ収集、分析、処理に最適なツールです。

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ICCDカメラアクセサリー

1)スペクトロメーター(分光計)アダプター
Stanford Computer Optics社のICCDカメラは、スペクトロメーター(分光計)やモノクロメーター(分光器)と組み合わせて広く使用されています。
ICCDカメラには、一般的な分光器メーカーに対応したアダプターを取り付けることができます。
また、一体型分光器ソリューションを提供しています。
分光器と高速ICCDカメラの構成をご希望の場合はお問い合わせください。

2) 真空フランジ
ICCDカメラ内には、CF63真空フランジを取り付けることができます。
カメラのフロントエンドは真空チャンバー内にあり、イメージインテンシファイアの入力ウィンドウは真空終端として機能します。
この構造により、カメラ電子機器を空冷で確実に動作させることができ、MgF2窓などを通して真空から光電面に直接アクセスすることができます。

3) 入力レンズマウントシステム
全てのICCDカメラは、最高の精度と最高の操作性を誇るカスタマイズされた高速固定マウントシステムで供給します。
このマウントシステムは、ICCDカメラの高い画像品質を保証し、多目的アプリケーションのための柔軟性を提供します。
カスタマイズされたマウントシステム用の様々なアダプターをご用意しています。
デフォルトでは、ICCDカメラにはCマウントアダプターが装備されています。
アダプターはご注文時にご指定ください。

標準: Cマウントアダプター(付属)
オプション: Fマウントアダプター(ニコン)

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stanford conputer optics
Stanford Computer Optics社は最も高度な科学的用途に使用される超高速増感CCDカメラ・システムの主要メーカーです。ピコ秒領域までのゲートタイムが可能な最速の超高速ICCDカメラを提供しています。
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