HOLO/OR
概要と強み
HOLO/OR社は、1989年にイスラエルで設立された回折光学素子（DOE）および微小光学素子の開発、設計、製造を行う企業です。同社のDOEは、主に高精度・高出力レーザーを含む様々な用途に使用されており、主な顧客は医療・美容、材料加工、計測などの業界のレーザーシステムインテグレーターです。
HOLO/ORの強みとして、過去30年間で培ってきた自社IPソフトウェアとツールを用いたDOEの設計、シミュレーション、製造における専門知識が挙げられます。これにより、顧客のニーズに合わせた高性能な光学素子を提供できることが強みです。
製品ポートフォリオは多岐にわたり、ビームスプリッター、ビームシェイパー（トップハット）、ホモジナイザー/ディフューザー、マルチフォーカル、ビームサンプラー、ボルテックスレンズなどを含み、DUVから遠赤外までのあらゆる波長に対応しています。個々の素子だけでなく、屈折・回折モジュールやサブシステムの設計・組立も行っています。
また、HOLO/ORは世界中に数百の顧客と積極的な販売代理店を有しており、米国、中国、日本、韓国、ヨーロッパの大手レーザー会社のほとんどと取引があることから、グローバルな販売網と実績も強みと言えるでしょう。
これらの点から、HOLO/OR社は、回折光学素子の分野において、長年の経験と独自の技術力、多様な製品ラインナップ、そして世界的な顧客基盤を持つリーディングカンパニーであると言えます。
