UV-Cは成層圏の酸素(O₂)やオゾン(O₃)によってほとんど遮られ、太陽光から放出される量のほとんどが遮られて地球に到達できなくなっていますが、殺菌力は非常に強いです。太陽から放出されるUV-Aの約25%は地球に到達します。UV-Cとは、200nm~280nmの波長帯の光のことで、UV-AやUV-Bに比べて殺菌力が強いですが、高価で導入が難しいという課題があります。しかし、農業先進国であるオランダでは、UV-Cを用いた除菌装置が開発され、農業に利用されており、将来的には農薬の代替となる除菌照明として普及しつつあります。