ダイヤモンドはすべての材料の中で最も高い熱伝導率特性があります。その値は2000W/mKにも達し、銅の熱伝導率と比較した場合、5倍ほど効率が高いです。そのため、ダイヤモンドが熱管理の分野で注目されております。特に、電気的な絶縁が必要な場合、ダイヤモンドのヒートスプレッダーとヒートシンクは比類のない性能を発揮します。Diamond Materials社では、様々な形状のCVDダイヤモンド・ヒートスプレッダーを提供しています。密着性の高いメタライゼーションにより、電子部品を直接ハンダ付けすることができ、最適な熱接触を実現します。標準的なヒートスプレッダーに加えて、当社では以下のようなヒートスプレッダーを提供しています。
・リトグラフでパターン化されたメタライゼーション
・上下のメタライゼーション間の電気的絶縁
・ストレスフリーな実装のための応力緩和スリット
仕様とオプション
「Thermal Qualität 」(熱伝導率>1800W/mK以上) | |
0.5mmまで | |
熱源の横方向の寸法に応じて、100~500μm | |
お客様のご要望に応じて平面、粗面に対応いたします。 | |
密着性と濡れ性に優れた金属。ご要望に応じて、はんだ層(AuSnまたはIn)をご用意いたします。またご要望に応じて、リソグラフィーまたはシャドーマスクによるパターニングも可能です。 |
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数キロワット級の光ディスクレーザーを安定して動作させるためには、高出力で優れたビーム品質を実現するための高度な実装・冷却技術が必要です。厚いダイヤモンドのヒートシンクは、効率的な放熱と共振器の機械的な安定化の両面で非常に有用であることがわかっています。
仕様とオプション
「サーマルグレード」 (熱伝導率>1800W/mK) | |
1-4mm | |
完全な球形からの偏差が非常に少ない高精度の平面または球形の曲面 |
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