360°回転式LiDAR: PandarXT
(*筐体に物体が直接触れていても検知します。)

PandarXTでの測定例




仕様: PandarXT
31° (-16°〜 +15°) | |
1° | |
0.18°@10 Hz | |
0 ~ 120m (0mは筐体からの距離) | |
0.5 cm 1σ precision | |
±1cm | |
上面100.0 x 底面103.0 x 高さ76.0 mm | |
10W | |
640,000 pts/s @Single return |
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PandarXTの特長
専用チップセット
レーザーの送受信システムには、Hesai社が独自に開発したASICが採用されており、LiDARの性能を大幅に向上させるとともに、コストを削減しています。
優れた精度
PandarXTの精度(1σ)は0.5cmまで。他社製品よりも高い精度を実現しています。
ゼロ距離でも測定可能
PandarXTは、LiDARの筐体に直接物体が触れても、有効な点群を継続的に出力します。
優れた解像度
一般的な中距離LiDARと比較して、レーザーの数と解像度が2倍になりました。(従来品は16チャンネル)
強力な測定能力
最大120m。80mで反射率10%のターゲットを検出した際のPOD(検出率)は90%以上。
干渉の除去
複数のLiDARが近接して動作している場合でも、すべてのレーザーが独自の「識別コード」を持ち、他レーザーからの干渉を防ぎます。
高品質な反射率データ
高い精度とシステムとしての調和及び、より広いダイナミックレンジにより、PandarXTは、処理プロセスに対してより正確な反射率情報を提供します。
信頼性
PandarXTは、高温動作、低温ウェイクアップ+動作 高温動作、低温起動・動作、熱衝撃・防水・防塵 霜、耐水性、耐塵性、配送時の振動などの数十項目に及ぶ厳しい試験に合格しています。そして平均稼働時間3万時間以上を提供します。
従来品との比較画像
最大120mまでの距離検出が可能で、80m地点の反射率10%のターゲットを検出した場合、 POD(検出率)は90%以上になります。


PandarXTによってスキャンされた6mの壁の厚さは、一般的なLiDARの約半分となります。peak to peakの厚さは2.5cmで、これに対応する精度(1σ)は ~0.5cm程度です。

・PandarXTは、対象物がLiDARに直接触れている場合でも、有効な検出値を出力します。
・従来16チャンネルLiDARは、物体がLiDARに0.5m以上近づくと、点群が消え始めます。


*左から、タイヤ(5%)、反射型交通標識(黒車20%)、黒白チェッカーボード(90%、10%)、反射率テストボード(100%、50%、1.7%)です。
HESAI Technology
2014年に設立されたLiDARのメーカーです。
独自技術であるマイクロミラーと波形識別技術は、センサーの革新において市場をリードし続け、30の国と地域の70都市で実績がございます。